「越後妻有2025夏秋」のイベントが開催されるようです。美術館で作品を観るだけのアートとはちょっと違います。新潟県の里山に広がる自然と、人の営みと、現代アートが融合するこのプログラムは、まさに五感で味わう体験型フェスティバル。調べてみると、食・風景・音・人とのつながりまでが作品になるような世界観が広がっていて、これは見逃せないかもしれません。
今年のテーマは「音と風」MonET美術館の新展開

越後妻有里山現代美術館 MonETでは、「音と風」をキーワードにした展覧会が始まります。作品だけでなく、館内の空気感までが“体験”として設計されているのが特徴。風鈴の音や木々のざわめきが、アートの一部になっていく感覚はここならでは。
アートが日常にある風景 農舞台や廃校美術館で出会う“暮らし”
まつだい「農舞台」では屋外展示やワークショップも展開。廃校を活用した「絵本と木の実の美術館」では“混沌”をテーマに、アーティストたちが地域の記憶をアートに昇華。非日常ではなく、“日常の中にあるアート”がじんわりと心に沁みます。
地元の味もアートになる 古民家レストランとビュッフェ体験
ただ観て、歩いて、感じるだけでは終わらないのがこのイベントの魅力。地元の食材を使ったビュッフェや、趣ある古民家での食体験もセットになっていて、里山の味覚もアートの一部に。身体ごとこの土地に溶け込む感覚を味わえます。
イベント開催
- 開催概要
- 2025年7月19日(土)~11月9日(日)
※祝日を除く火曜・水曜は定休。ただし、8月12日(火)・13日(水)は特別営業
- 2025年7月19日(土)~11月9日(日)
- 開催時間
- 7月~9月:10時~17時(最終入館16時30分)
- 10月~11月:10時~16時(最終入館15時30分)
※作品によって公開日・時間が異なる場合あり
- 開催エリア
- 新潟県十日町市・津南町を中心とした越後妻有地域(約760Km²)
自然豊かな里山に点在する美術館、廃校、古民家などが舞台になります。
- 新潟県十日町市・津南町を中心とした越後妻有地域(約760Km²)
- チケット情報
- 共通チケット料金
- 一般:2,500円
- 小中学生:1,000円
- 未就学児:無料
- 共通チケット料金
- 販売開始:2,025年6月20日(金)~(オンライン先行)
- 利用期間:2025年7月19日~11月9日
- 購入・引換場所:MonET、農舞台、清津峡観光案内所など現地施設
- チケット特典(一部)
- 清津峡渓谷トンネル「Tunnel of Light」:事前予約不要で入坑可能
- 十日町市博物館:常設展100円引き
- 明石の湯:入浴料100円引き(何度でも)
- その他、芸能祭作品の鑑賞料割引や施設入館料の優待あり
オフィシャルツアーでラクに深く楽しむ方法
気になるスポットを効率よく巡りたいなら、バスツアーの利用も一案。アート観賞だけでなく、地元グルメや解説付きのコースも用意されているので、初心者でも安心して参加できそうです。チケット提示による割引などの特典もあり。

「越後妻有2025夏秋」は、自然とアートが溶け合う体験型イベント。美術館や屋外展示、地元グルメまでの総合的に楽しめるこの企画は、単なる観光を越えて“暮らしに触れる旅”になるかもしれません。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳細は、公式サイトをご覧ください。