新潟市、県内初の公立夜間中学設置へ動き出す

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学び直しの機会をすべての人に 2025年度中に設置基本計画策定へ

新潟市は、義務教育を終了できなかった人や不登校などの事情で中学校教育を受けられなかった人たちを対象に、県内初となる公立夜間中学の設置を目指しているそうです。市は2025年度中に「設置基本計画」を策定する方針で、すでに有識者会議がスタートしています。

目次

設置の背景と目的

文部科学省は近年、全国の自治体に対し夜間中学の設置を促しています。現在、全国には53校が存在するが、新潟県にはまだ一校もありません。新潟市はこの空白を埋めるため、対象者へのアンケート調査などを実施。その結果、約6割が「通ってみたい」と回答したことから、一定のニーズがあると判断されました。

具体的な構想案

設置が検討されている夜間中学は、以下のような特徴を備える予定です。

  • 週5日開校(平日夜間)
  • 主要教科全ての履修が可能
  • 授業料は無償
  • 学習支援員やスクールカウンセラーの配置も検討

年齢制限は設けず、外国籍の人や識字教育を希望する人も対象に含める案が出ています。

今後の展開

設置場所や開校時期について、2025年度中に決定される見通しです。市は今後も対象者や教育関係者へのヒアリングを重ね、より実効性の高い教育体制を整えていくとしています。

夜間中学は「学び直しの場」であると同時に、「社会との再接続」の入り口でもあります。新潟市の取り組みが、誰もが安心して学べる地域づくりに向けた大きな一歩となるのか、今後の動向に注目が集まっています。

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