5月25日、新潟スタジアムで行われたJ1リーグ第18節で、アルビレックス新潟が湘南ベルマーレに2-1で勝利し、今季ホーム初勝利を飾りました。この勝利は、昨年9月以来253日ぶりのホーム白星となり、スタジアムに詰めかけた約1万8000人のサポーターが歓喜に沸きました。
試合の流れ:逆転勝利を呼び込んだ小見洋太の決勝ゴール
試合は序盤から湘南ベルマーレが攻撃をかけ、前半19分にルイス・フェリピ選手のミドルシュートで先制される展開に。しかし、アルビレックス新潟は前半31分、谷口海斗選手がこぼれ球を押し込み同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。
そして迎えた後半26分、小見洋太選手が右足で逆転ゴールを決め、新潟が2-1で勝利を収めました。このゴールは、小見洋太選手にとってJリーグ通算100試合出場の記念すべき試合での得点となり、試合後には涙を流しながら喜びを語りました。
監督・選手のコメント:待ち望んだ勝利の意味
樹森大介監督は「ホームで勝てなくて悔しい思いをしていた。サポーターと一緒に勝利の瞬間を味わえて本当にうれしい」と語り、チームの団結力を強調しました。また、谷口海斗選手は「これを今日だけで終わらせず、次につなげることが大事」と、今後の巻き返しの意気込みを見せました。
次節の展望:名古屋戦で連勝なるか?
アルビレックス新潟は現在J1リーグ19位と厳しい状況ともいえますが、今回の勝利で降格圏脱出への希望が見えてきました。次節は5月31日にアウェーで名古屋グランパスと対戦予定。連勝を狙い、さらなる勝ち点獲得を目指します。
この歴史的な勝利を機に、新潟の巻き返しが始まるかもしれません。サポーターの熱い応援が、チームの力となるでしょう!