ふろしきに込められた日本の美意識と実用性を、現代の暮らしに活かすための講座が2025年7月6日(日)、新潟市中央区の旧小澤家住宅で開かれます。定員わずか10名の少人数制で、初心者から愛好家まで幅広い層が参加可能。講師は海外でも評価を受ける大嶋美樹子氏。伝統とデザインが融合した学びの場として注目されています。
実用性と楽しさが同居するふろしき講座
この講座は、日常生活で役立つふろしきの使い方を2回に分けて紹介する構成。第1回(13時30分~14時30分)では基本の箱包みや簡易バッグ、第2回(15時~16時)では瓶包みやラッピングなど、実践的なテクニックが学べます。各回とも参加費は2,000円で、両面染めの70cmサイズふろしき付き。さらに、旧小澤家住宅の入館料(大人260円)が別途必要です。
歴史建築で体感する文化の奥行き
会場となる旧小澤家住宅は、新潟市の歴史的建築として知られ、観光スポットとしても人気のある施設。JR新潟駅から観光循環バスを利用し、「旧小澤家住宅入口」で下車すれば、徒歩1分という好アクセスも魅力です。会場の雰囲気が学びの空間に彩りを添えます。
誰でも気軽に参加可能、申し込みは今がチャンス
申し込みは現在も受付中で、定員は各回10名の先着順。性別や年齢に関係なく、ふろしきに興味がある方なら誰でも参加できる点が特徴です。公式サイトの問い合わせフォームや電話による申し込みが可能。参加希望者は早めの連絡が推奨されます。

新潟市中央区で開催される「ふろしき講座」は、伝統の継承と現代生活の融合を感じさせる貴重な機会。少人数制ならではの丁寧な指導で、初心者でも安心して学べます。文化に触れながら、生活の中で活かせる知恵を得られる一日になりそうです。