2025年7月28日、新潟県では11日連続で「熱中症警戒アラート」が発表されています。気温は連日35℃を超え、長岡市や津川では36℃の予想も出ています。この危険な暑さは8月2日頃まで続く見込みで、県民一人ひとりが命を守る行動をとることが求められています。
目次
熱中症警戒アラートとは?
- 環境省と気象庁が発表する情報で、暑さ指数(WBGT)が危険レベルに達すると予測された際に発令されます。
- 2024年度からは、さらに厳しい「熱中症特別警戒アラート」も導入されました。
- 新潟県では今年すでに15回発表されており、昨年の同時期と比べて大幅に増加しています。
熱中症予防の基本行動
- 外出はできるだけ控える:特に日中の外出は避け、屋内で過ごしましょう。
- エアコンを適切に使用する:室内でも油断せず、温度管理を徹底してください。
- こまめな水分・塩分補給:のどが渇く前に飲むことが大切です。スポーツドリンクや食塩水も有効です。
- 高齢者・乳幼児への配慮:体温調節機能が弱いため、周辺の声かけや見守りが重要です。
- 暑さ指数(WBGT)の確認:環境省熱中症予防情報サイトで最新の暑さ指数をチェックしましょう。
こんな症状が出たらすぐに対応を
- 軽度:めまい、立ちくらみ、汗が止まらない
- 中等度:頭痛、吐き気、倦怠感
- 重度:意識障害、けいれん、高体温
応急処置としては、涼しい場所への避難、衣服の脱衣と体の冷却、水分・塩分の補給が基本です。重症の場合はすぐに医療機関へ搬送してください。

新潟県では危険な暑さが続いており、熱中症警戒アラートが連日発表されています。外出を控え、エアコンの使用や水分補給を徹底するなど、日常生活の中で予防行動を意識しましょう。高齢者や子どもへの配慮も忘れずに、地域全体で命を守る行動を。
最新情報は、新潟県公式サイトや、環境省の予防情報サイトで確認できます。