新潟県の高校野球ファンにとって、2025年春季大会は忘れられないものとなりました。第152回北信越地区高校野球新潟県大会の決勝戦が5月11日、長岡市の悠久山野球場で行われ、中越高校が北越高校を12対0で破り、10年ぶりの春優勝を果たしました。
目次
圧倒的な攻撃力で試合を決定づける
試合は序盤から中越高校のペースで進みました。初回に5点を奪い、主導権を握ると、3回にも7点を追加し、試合を決定づけました。特に打線のつながりが光り、バンドヒットを含む連打や四死玉を絡めた猛攻が北越高校を圧倒しました。
エース雨木天空 投手の快投
投げては、中越高校のエース左腕・雨木天空(そら)投手が先発し、9回を4安打無失点で完封勝利を収めました。打線の援護を受けながら、リズム良く投球を続け、北越高校に反撃の隙を与えませんでした。
北信越大会へ向けて
この結果、優勝した中越高校と準優勝の北越高校、新潟明訓高校、関根学園高校の4校が、5月31日から新潟県で開催される北信越大会に出場することが決まりました。
北信越大会では、さらに激しい戦いが繰り広げられることでしょう。新潟県代表として、さらなる活躍が期待されます。