最近、新潟県の関越自動車道で、車を停止させて山菜採り?をしているような人が目撃されたというニュースが話題になっています。実際、山菜を採っていたかは確認は取れていませんが、そこには、こごみやふきのとうとみられる山菜が生えていたとのことです。
山菜採りは春の楽しみのひとつですが、高速道路での駐停車は道路交通法違反であり、事故を誘発する可能性がある危険な行為です。
高速道路上での駐停車の危険性
高速道路は高いスピードで車が行き交うため、無断で停車することは非常に危険です。万が一、後続車が気づかず接触すると、大事故につながる恐れがあります。警察も「安全のために、こうした行為は控えてほしい」と注意を呼びかけています。
高速道路での駐停車は、事故や故障などのやむを得ない場合を除き道路交通法で禁止されているため、違反をすると違反点数が加算され、1万2千円の反則金が課せられる可能性があるそうです。
高速道路沿いの山菜の安全性
さらに、高速道路沿いで採れる山菜には環境的な問題もあると思います。排気ガスの影響で、植物の表面には有害物質が付着している可能性があります。また、雨水にはタイヤのゴム片やオイル成分が含まれていることがあり、土壌の汚染も懸念されます。このような環境で育った山菜を口にすることは、健康リスクを伴うかもしれません。
安全に山菜採りを楽しむために
春の味覚として人気のこごめやふきのとうを収穫したい場合は、できるだけ自然の豊かな環境を選ぶことが大切です。森や山奥での山菜採りであれば、きれいな空気と安全な土壌で育ったものを楽しむことができます。また、許可された場所で採取し、マナーを守ることも重要です。
危険を避け、環境にも配慮しながら春の恵みを楽しみたいですね。