2025年10月25日、佐渡市両津地区にある熱串彦神社の能舞台で、約100年ぶりとなる能の公演が開催されました。この舞台は江戸時代の安永年間(1764~1780)に建てられたとされ、佐渡市の有形民俗文化財にも指定されている貴重な建造物です。
今回の公演は「さどの島銀河芸術祭2025」の秋会期(9月19日~11月9日)の特別プログラムとして実施され、佐渡の伝統文化と芸術を融合させた象徴的な取り組みとなりました。
今回の観覧方法は?事前予約制で体験型プロブラムも
観覧は事前予約制で、アソビューにてチケットが販売されました。内容は以下のとおりです。
- 能公演の鑑賞
- 能楽師による体験ワークショップ
- 能面・能装束の展示鑑賞
- 料金:一般 3,000円
- 会場:熱串彦神社 能舞台(〒952-0027 新潟県佐渡市長江854)
- 集合・解散は現地にて
能の世界に触れる貴重な体験ができる構成で、参加者からも好評を得ていたようです。
次回公演はいつ?11月2日に関連イベントあり

秋会期中の次回能舞台イベントは、2025年11月2日(日)に開催される「NOH & EXPERIMENT 2025」です。寶生流による能楽パフォーマンスに加え、現代音楽アーティストによるライブ、シンポジウム、フード出店などが予定されています。
観覧方法・料金(11月2日)
- 事前予約制
- チケット申込:芸術祭公式サイトより
- 料金
- 一般・高校生:5,000円
- 佐渡島民:3,000円
- 中学生以下:無料
- 会場:熱串彦神社 能舞台(〒952-0027 新潟県佐渡市長江854)
- 時間:開場 10:00/開演 10:30~17:30(予定)
- 出店:まめやハロン、ラ・パゴッド他
能と現代音楽の融合をテーマにした一日限りの特別企画で、佐渡の文化と創造性を体感できる貴重な機会です。
冬に開催される可能性は?屋外構造ゆえに厳しいかも
熱串彦神社の能舞台は屋根付きとはいえほぼ屋外構造であり、観客席も屋外に設置される形式です。佐渡の冬季に雪が降る地域であるため、冬期の開催は現実的ではない可能性が高いと考えられます。
- 冬会期2026年1月23日(金) ー 3月8日(日)
上記のように芸術祭は冬会期の開催も予定されていますが、能舞台での公演は天候や設備の都合上、どうなるのか公式サイトで随時更新されると思うのでチェックしてみてください。
最新情報は公式サイトでチェック!
今後の公演情報は、芸術祭の公式サイトで随時更新される予定です。観覧を希望する方は、事前予約制や開催形式の確認を含め、公式サイトをこまめにチェックしておくことをおすすめします。
新潟いいね!佐渡の歴史と芸術が交差するこの能舞台復活は、地域にとっても大きな節目となる出来事でした。ぜひ公式サイトをチェックしながら、佐渡の魅力に触れてみてください。冬の開催は難しいかもしれませんが、春や秋の再演に期待したいところです。今年は11月2日が最後かもしれませんので、ぜひご覧ください。











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