新潟県・弥彦村が誇る夏の風物詩「弥彦燈籠まつり 奉納花火大会」が、2025年7月25日(金)に開催予定です。大燈籠が練り歩く荘厳な雰囲気のなか、夜空を彩る花火が弥彦の夏を鮮やかに締めくくります。この記事では、見どころ、アクセス、混雑対策などを詳しく解説。幻想的な一夜を、あなただけの視点で楽しんでみませんか?
弥彦燈籠まつりとは?由緒ある“越後の祈りの夜”
弥彦燈籠まつりは、古より続く弥彦神社の例祭の一部として行われる伝統行事。地元の若者たちが担ぐ大燈籠の巡行や、神楽舞などの奉納行事が、厳かにそして活気を帯びて繰り広げられます。
弥彦燈籠まつりの核心「灯と音の巡行儀式」
重要無形民俗文化財に指定されている弥彦燈籠まつりは、7月24日から26日までの3日間にわたり開催されます。なかでも25日の夜は、県内各地から集まった献燈の大燈籠や、氏子による小田楽燈籠が神輿や舞童たちとともに、約1kmにもおよぶ壮麗な巡行を展開。道楽の調べが鳴り響く中、幻想的な灯の列が町を包み込みます。
終盤には、大燈籠が拝殿前の舞殿を囲むように並び、秘曲「神歌楽」「天犬舞」が厳かに奉納され、深夜にかけてクライマックスを迎えます。そして翌26日には、御神霊を本殿へと戻す「還御祭」が執り行われ、祭りの幕が静かに下ろされます。
2025年の奉納花火大会 打ち上げ時間と観覧ポイント

今年の花火大会は20時からスタート予定。およそ200~250発の花火が弥彦山の稜線を背景に咲き誇ります。観覧は弥彦公園周辺が定番で、JR弥彦駅から徒歩5分圏内のアクセスも魅力。
魅力を引き立てる燈籠との共演
大燈籠の灯りと花火が交錯する瞬間は、まるで時空を越えた演出。特に、燈籠が境内を離れるタイミングと重なる大輪花火は圧巻です。幻想的な写真を狙うなら、駅前通りからの構図がおすすめ。
交通アクセス・駐車場・混雑対策
- 公共交通:JR弥彦線「弥彦駅」から徒歩すぐ
- 駐車場:約2000台分あり(早い時間の到着がおすすめ)
- 注意点:混雑必至のため、午後4時頃までの現地到着が理想。徒歩移動を想定して、動きやすい靴で訪れましょう。
地元グルメ・屋台も楽しもう!
駅前から境内へと続く道には、昔ながらの屋台がずらり。地元産の枝豆を使ったスナックや、村内で手作りされる和菓子など、“食”でも

弥彦燈籠まつり 奉納花火大会は、伝統と幻想が交錯する夏の名物イベント。花火だけでなく、燈籠のあたたかな灯りと厳かな祭事、そして地元の風情が心を満たしてくれます。越後の夏を五感で感じたいなら、弥彦の夜を歩いてみてはいかがでしょうか。
詳細は、公式サイトをご覧ください。