上越市の海岸で、なんと骨だけの状態のマッコウクジラが漂着するという珍しい出来事がありました。
通常、クジラが海岸に打ち上げられると肉付きの状態が多いのですが、今回のケースは専門家も「こんなこと初めて」と驚くほどのレアケース。一体何が起きたのでしょうか?
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骨だけで漂着した理由

このマッコウクジラの骨は2025年2月1日に市民によって発見されました。長い時間をかけて海の中で分解され、骨だけが流れ着いた可能性があるそうです。こうした漂着は「ストランディング」と呼ばれ、海の中の様々な環境要因で起きることがあるのだとか。
展示に向けて準備中!
現在、この貴重なクジラの骨は2025年4月21日に上越科学館へ運び込まれ、洗浄作業が進められています。展示される予定なので、近くでこの大迫力の骨を見られるチャンスがあるかも!
地元に漂着した巨大生物の痕跡が、科学館で貴重な資料として生まれ変わる。新潟の海と生き物の神秘に思いを馳せる、そんな機会になりそうですね。