厚生労働省は(2016年7月)22日、フィリピンでデングウイルスに感染した新潟県の30代女性がデング出血熱を発症し、死亡したと発表した。近年のデング熱による死亡例は国内2例目。
厚労省などによると、女性は6月29日から7月15日までフィリピンに滞在。頭痛や発熱などの症状があったため、帰国後の16日に新潟市内の医療機関を受診したが、出血などのショック症状を起こして入院し、21日に死亡した。国内では蚊に刺されていないといい、国内で感染が広がる可能性は低い。
引用元:産経ニュース
デングウイルスを持つ蚊に刺されることで高熱や関節痛や発疹が出る感染症で、人から人へは感染しない。
デング熱は風邪に似た症状で、比較的軽い症状だと聞いていたので、あまり怖くないと認識していたけど、今回の新潟在住の30代の女性が死亡したことにとても驚いています。
県内外でデング熱に感染したというニュースはありますが、どこの地域の方だったのかを知ることはできないのでしょうか。地域を教えるとそこの地域の方がパニックになるという声もあるのでしょうが、知って予防することの方が大切で、これ以上の感染拡大をさせないように対策ができると思うのですが国はどう考えているのでしょうか。
背中に一本白い線とW字状の模様がある4.5mmほどの蚊で、5月中旬から10月下旬ころまで活動します。雑木林や竹林などで繁殖する。屋外に放置された子供のおもちゃやバケツ、植木鉢の皿、廃タイヤ、排水溝、空き瓶や缶にペットボトルなどのたまった水に産卵します。家の周辺を点検して不要な水たまりをなくすことが、ヒトスジシマカの発生を抑え、デング熱の発生を防ぐことにつながります。
引用元:政府広報オンライン