新潟県十日町市・津南町を舞台に、2025年4月26日~7月18日まで開催されている「越後妻有の春2025」。
豪雪の冬を越え、雪解けとともに芽吹く里山の風景の中で、アート・自然・食が融合する春の芸術祭です。
「大地の芸術祭」の春のプログラムとして、地域の文化と自然を体感できる企画が盛りだくさんです。
見逃せないアートスポット&企画展

越後妻有里山現代美術館 MonET
三宅感による企画展「無色の人 春」が開催中。巨大壁画「青空があるでしょう」と連作レリーフが、春の光に映えて印象的です。
絵本と木の実の美術館
田島征三による原画展「ちきゅうパスポート」「龍」「森の歌がきこえる」が順次公開。絵本の世界に浸りながら、自然とのつながりを感じられます。
奴奈川キャンパス
木球が転がって音楽を奏でる「輪唱の◯」や、猫チャラ「Hoppe」の塗り絵ワークショップなど、子どもも楽しめる体験型アートが充実。
春の味覚と体験が満載
うぶすなの家で山菜御膳体験
地元のお母さんと一緒に山菜を収穫し、天ぷらにして味わう「山菜御膳」は、春ならではの贅沢な体験。棚田米との相性も抜群です。
越後まつだい里山食堂
山菜ビュッフェが登場。地元の名人が採った旬の山菜をふんだんに使った料理が並び、春の里山の恵みを堪能できます。
巡り方のヒント オフィシャルツアーも便利
土日祝など期間中には、アート作品と食を効率よく楽しめるオフィシャルツアーが運行。
「春のエチゴツマリコース」では、まつだい里山食堂でのランチ付きで、初めての方にもおすすめです。

越後妻有の春2025は、アートと自然、そして地域の食文化が見事に融合した春の祭典。
春の開催ながら、会期は7月中旬まで続き、初夏の里山の風景とともに作品を楽しめます。訪れるたびに新しい発見があり、地域の魅力を感じられるイベントです。
気になる方は、越後妻有の里山をのぞいてみるのもいいかもしれません。
詳細は、公式サイトをご覧ください。
越後妻有の春2025は7月18日で終了して、7月19日からは「越後妻有2025 春秋」がスタートします。