つばめカトラリープロジェクト実行委員会と日本金属洋食器工業組合は、新潟県「消費喚起・需要拡大プロジェクト」事業の一環として様々なカトラリーを選び、使い心地を比べることが出来る「燕カトラリー体験食事会」を燕市の人気ピッツェリアRORNO(ロルノ)にて2023年1月13日(金)・15日(日)に開催します。
燕カトラリー体験食事会 2023/1/13、1/15 日時場所・お申し込み(予約)
1月13日(金)と1月15日(日)に燕カトラリー体験食事会を開催します。
新潟県産食材をメインとしたコース料理(7品)の1品ごとに2種類、計14種類のカトラリーの使い心地を体験できる食事会です。
この機会に燕職人が手掛けた最高品質のカトラリーとこだわりの料理を共にお楽しみください。
開催日 : 2023年1月13日(金)19:00〜、2023年1月15日(日)17:00~
料 金:大人10,000円/子ども5,000円 コース料理7品+飲み放題付き
会 場:RORNO(ロルノ)/新潟県燕市東太田1222
人 数 :1回あたり6組(最大14名)限定
申 込:電話または下記「日本金属洋食器工業組合のページのお申し込み」よりお申し込みください。
TEL:0256-64-7455(RORNO)
電話受付時間/11:30~15:00、17:30~22:00(水曜定休)
【主催】つばめカトラリープロジェクト実行委員会
【後援】日本金属洋食器工業組合/燕市
※本事業は新潟県「消費喚起・需要拡大プロジェクト」採択事業です。
燕カトラリーとは?歴史
江戸時代、板状にのばした銅板を金槌・木槌で打ち、器を造形していく鎚起銅器の技術が確立し、さらにその技術はキセルや矢立など、別の金属加工産業へ転換。大正時代に入るとカトラリーの生産に生かされるようになります。
長きに渡り培ってきた金工技術の評判により、明治44年、東京から高級金属洋食器製造の依頼が燕市に舞い込みます。これがカトラリー産業の始まりです。
カトラリーの量産化に伴い、動力機械が各工場に設置され、大量生産に展開すると産業は飛躍的に発展しました。
カトラリーとは、ナイフ、フォーク、スプーンのこと。
ちなみに鍋、やかん、フライパンをはじめとしたキッチン用品のことをハウスウェアと言います。
燕市のカトラリーは日本国内生産シェア90%以上。就業人口の3人に1人が製造業で働いています。
燕のカトラリーはここが凄い!
江戸時代から続く金属加工の技は確実に継承され、約400年受け継がれる魂が燕のカトラリーに宿っています。
時代に応じて姿勢は柔軟に、技術は頑固に。これが燕職人の精神。どんなに機械化が進んでも、必ず人の手が関わってきます。良質なカトラリーを使うと手に取ったバランスや切れ味はもちろん、料理の味が違います。これが道具の凄さ。
燕のカトラリーは日本人の感性に合い、使いやすいものを目指しています。
まるで手の温もりが伝わるような使い心地と存在感。これこそが燕職人が道具に込めた思いの結晶です。
燕職人の技を未来へ継承
金属研磨技術の伝承と地場産業の活性化に貢献する後継者の育成や新規開業者の促進などを目的に建設された「燕市磨き屋一番館」。研磨技術への感心を深めてもらうため、小・中・高校生や一般の方を対象とした工場見学・初心者向け研磨体験を行っています。
また、その技術力と製品の魅力を国内に発信するために、普段は閉ざされた空間であるものづくりの現場を見て、職人とコミュニケーションをとることができるイベント「燕三条工場の祭典」を毎年10月に開催し、県内外から多くの人たちが訪れます。
出典:日本金属洋食器工業組合