新潟市南区白根地区で2025年6月5日(木)~9日(月)にかけて、白根大凧合戦が開催されます。300年以上の歴史を誇るこの祭りは、巨大な凧同士が空中で絡み合い、迫力の戦いを繰り広げる伝統行事です。空高く舞う大凧と、それを操る参加者たちの熱気に包まれながら、新潟の夏の訪れを感じてみませんか?
白根大凧合戦とは?300年以上続く新潟の伝統行事

白根大凧合戦は、江戸時代から続く歴史ある祭りで、新潟県指定無形民俗文化財にも認定されています。中ノ口川の両岸から巨大な大凧を揚げ、お互いに縄を絡めて引き合うことで勝敗を決するこの合戦は、まさに空中戦のような迫力。地域の誇りとして受け継がれ、毎年多くの観光客が訪れる一大イベントです。
2025年の開催日程と見どころ
今年の白根大凧合戦は2025年6月5日(木)~9日(月)の5日間にわたり開催されます。
主なイベントスケジュール
- 凧合戦:6月5日~8日 13時~18時 / 6月9日 13時~17時30分
- 花火大会:6月7日(土)19時45分~21時(雨天時は翌日順延)
- 市中パレード:6月5日(木)12時30分~(雨天中止)
- 子ども大凧合戦:6月4日(水)14時~17時(雨天時は7日(土)9時~11時)
この祭りの最大の魅力は、大凧同士が絡み合い、空中で激しく競り合う様子。観覧席や観覧船も用意されており、間近でその迫力が体感できます。
アクセス情報と駐車場
白根大凧合戦の会場は、新潟市南区の中ノ口川堤防上(白根橋~凧見橋間)です。
アクセス方法
- 公共交通機関:新潟駅から路線バス「大野・白根線」で「白根小前」下車
- 無料シャトルバス:6月5日~9日 12時30分~18時30分(20分間隔で運行)
- 車でのアクセス:北陸自動車道「新潟西IC」から約30分
臨時駐車場
- しろね大凧と歴史の館(徒歩20分)
- 白根カルチャーセンター(徒歩20分 / シャトルバス約10分)
- 新潟市南区役所(徒歩10分)
白根大凧合戦の歴史と魅力
この祭りの起源は、江戸時代の堤防改修工事の完成祝いに白根側の住民が凧を揚げたところ、対岸の西白根側の田畑に落ちてしまったことがきっかけ。怒った西白根側の住民が対抗して凧を揚げ、お互い競うようになったのが始まりとされています。
以来、地域の誇りとして受け継がれ、毎年多くの観光客が訪れる一大イベントとなっています。

白根大凧合戦は、新潟の伝統と地域の絆を感じられる素晴らしい祭りです。大凧が空を舞い、力強く競り合う姿は圧巻!今年も多くの人が訪れ、熱気あふれる戦いを楽しむことでしょう。ぜひ、現地でその迫力を体感してください。
何度か観覧しましたがとても迫力があって見応えがありました。