UX新潟テレビ21さん「ナマトク」の「トクおし」で、新潟市江南区にある「ぼんさい屋とき」さんが取り上げられました。
ぼんさい屋とき
2017年にオープンした盆栽屋さん。
素敵な盆栽が並びます。
栽培、作業場を兼ね販売からメンテナンスまで行います。
代表 高橋星児さん
今回のおすすめ
鉢の中で四季の変化を楽しむ
人の手と植物が作る盆栽の魅力とは？
ぼんさい屋とき「盆栽とは？」
代表 高橋星児さん
いわゆる鉢植えではなく、鉢と植物を合わせてひとつのものとして作っていくものです。
結構難しいイメージ持っている人も多いと思いますが、意外とそんな事無くて、基本的な水やりや置き場所が適切なら簡単に始められるものです。
ポイント 盆＝皿や容器 栽＝植物
鉢と植物がひとつになって成立するのが盆栽です。
ぼんさい屋とき「盆栽の楽しみ方」
代表 高橋星児さん
上から覗き込んでもおもしろさがあまり分からなかったりするんですけど、盆栽を横から見ると、木の曲がってる表情だったり幹自体のおもしろさなどが楽しめると思うので、人の目線に近いところに飾ると楽しめます。
ぼんさい屋とき「栽培場」
栽培場では種から育てた黒松がありました。
2年ぐらい経った黒松の苗にはワイヤーが巻きつけてあります。
小さい時からワイヤーで曲げを付けるて細かく調整していき育ったものを模様木といいます。
模様木
幹に動きを付けることで植物の美しさを引き立てます。
一度曲げを作って終わりではなく、ある程度太くなったら巻いてある針金を取り、次はどのように形を作るのか何回も調整しながら作っていきます。
枝がどのように増えるか、年数が経っていくごとに変わっていくので、枝の様子を見ながら今度はこうしようとか考えて作っていきます。
ぼんさい屋とき「美しさを保つ剪定」
美しさを保つためには剪定をします。
成長が旺盛な木は成長点を止めてあげます。根元から切ると枝が無くなってしまうので、一節残してできるだけ葉っぱの近いところを切ると切り口が目立ちません。
そうすると別の所から枝を出そうとするので、ハサミを入れることで枝数も増えていきます。
全体の木のバランスも崩すことなく長く維持が出来ます。
季節によって植えたり扱う植物が変わってくるので、例えば春は桜、秋にかけてもみじ、花が咲いたり美しい紅紫檀、お正月には松などがあります。
ぼんさい屋とき「鉢から作るオリジナルの盆栽」
ぼんさい屋ときさんの盆栽は一般的なサイズより小さく作ってあります。
手のひらに乗るくらい可愛らしいものがあります。
最近の家は庭が無かったりマンションとか、そういったところだと盆栽らしい大きな盆栽はなかなか育てるのが難しいので、片手で持てる大きさの盆栽が全国的にも人気です。
小さいものは花が咲いたりするとかわいい。
お客さんは20代半ばから40代くらいの人が多いです。
ミニ盆栽の鉢も全部自分で作っています。
店と同じビニールハウス内で製作しています。
高橋星児さん
京都の美術大学で陶芸を学び陶芸雑貨の工房に勤務。
2012年に帰郷し自ら製作した鉢で盆栽を手掛けています。
高橋星児さんはじめ、新潟県内の陶芸作家の鉢を中心に販売もしています。
全国的にも盆栽と鉢を両方やっているところはあまりなくて、手間のかかることではありますが、鉢の大きさとか形は微妙に変えて作ったりして、木にもいろんな種類があって同じ種類でも大きさや形がそれぞれバラバラなので、実際に植えるときにその組み合わせやバランスを取るのに全く同じ形に鉢ばかりだとなかなか難しいんですが、鉢の大きさがバラバラだと植物に合うピッタリの物に組み合わせて植えることが出来ます。
ぼんさい屋とき「盆栽教室」
季節に合わせた盆栽教室を月に一度開催。
県内外のイベントにも多く出展、作家として個展もしています。
北欧デンマークでも展示をしました。
京都にいたころは植物の手配が本当に大変で、今では車で30分も走ればいろんな農家さんがたくさんいますが、新潟じゃないと出来なかったです。
今後の目指すところは？
自分で植物を植えて販売するくらいは一から作れたらいいなと思います。植えて育てておもしろい木の形だったり、楽しい木を作れるようになりたいと思います。
ぼんさい屋とき（江南区）
| 店名 | ぼんさい屋とき |
| 住所 | 〒950-0112 新潟県新潟市江南区松山112-4 |
| 電話 | 050-3748-2992 |
| 営業時間 | 11時～18時 |
| 定休日 | 月・火曜 |
| URL | ぼんさい屋とき |
ぼんさい屋とき（アクセス・周辺の地図・場所）
