寺泊の「魚のアメ横」を歩いていると、どこからともなく漂ってくる食欲をそそる磯の香り。その正体の多くは、大きな鍋でぐつぐつと煮込まれた名物「番屋汁(ばんやじる)」です。今回は、海鮮丼や浜焼きのお供の欠かせない、寺泊のソウルフード「番屋汁」の魅力に迫ります!
目次
そもそも「番屋汁」ってなに?

番屋汁とは、もともと漁師たちが「番屋(作業小屋兼休憩所)で、売り物にならない魚のぶつ切りやアラを豪快に鍋に入れて煮込んで食べていた、究極の漁師めしです。寺泊の市場通りでは、多くの鮮魚店が店頭でこの汁物を提供しており、1杯200円~400円程度という手軽さで楽しめます。
凝縮された「海の旨味」の正体
寺泊の番屋汁の最大の特徴は、なんといってもその出汁の濃さ!
- 具材の宝庫:カニ、エビ、魚のアラ、大根、人参などがどっさり。
- 贅沢な出汁:特にカニやエビから出る濃厚なエキスが味噌と溶け合い、家庭では決して真似できない深いコクを生み出します。
冬の食べ歩きには欠かせない相棒
冷たい海風が吹く冬の寺泊において、熱々の番屋汁はまさに「救世主」。紙コップや容器に入れて提供されるので、片手に番屋汁、もう片手に話題の「四色丼」や「イカの爆弾焼き」を持って楽しむのが通のスタイルです。一口飲めば、体の芯からポカポカ温まりますよ。
新潟いいね!寺泊に行ったらおいしい海の幸と一緒に食べたいのが番屋汁です。
海鮮の深いコクのおいしい出汁をぜひどうぞ。
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