村上市にある「茶寮カネエイ」さんは、明治元年創業の冨士美園さんが手掛けるお茶の栽培、製造、販売を行う特別なお店です。冨士美園の店舗内、奥にあります。製茶工場をリノベーションしたこのお店では、特別な手揉み茶を楽しむことができます。茶寮カネエイは予約のお客様を優先していますので、席数がそれほどないので、事前にご予約が確実です。
特別な手揉み茶の魅力
茶寮カネエイの女将、飯島渚さんが手掛ける「手もみ茶」は、2,024年に全国手もみ茶品評会で最高賞「農林水産大臣賞」を獲得しました。この特別な手揉み茶は、昔ながらの手摘みし、蒸した茶葉を時間をかけて手で揉むことで、細長い針のような形状になります。手揉み茶ならではの香りと味わいを楽しむことができる、貴重なお茶です。
人気メニュー「手もみ茶セット」

- 手もみ茶(限定品)茶菓子付き 価格2,450円
- 貴重な手揉み茶と茶菓子のセットは、まるでお出汁のようなうま味が特徴で、人気のメニューです。
手もみ茶の淹れ方
- 茶器にお湯を注ぎ温めてからお湯を捨てます。
- 茶葉に約40℃の低温のわずかなお湯で抽出します。
- 渋みが抑えられ、甘みとうま味が引き出されます。
- 5~6回に分けて注ぎ、味わいを均等にします。
1煎目をいただき後、2煎目は約50℃のお茶で抽出し、少し渋みが感じられます。また違った楽しみ方ができ、4煎目まで楽しんだ後、茶葉を笹川流れ産の塩でいただくこともできます。栄養分が豊富に残っているため、ヘルシーに食べることができます。
おすすめメニュー「ひき茶セット」
- ひき茶(ホット、茶菓子付き)価格990円
- 村上産の玉露をひいたお茶で、地元では「ひき茶」と呼ばれ、抹茶のような一杯です。