TeNY「新潟一番」11月17日放送の情報です。
番組「わくわくマリンピア」コーナーは、新潟市水族館マリンピア日本海の裏側を探ります。
今回のテーマは「生き物の不思議」です。斎藤久美子アナウンサーが取材します。
マリンピアに入って最初に海水の熱帯魚が泳ぐ水槽があります。
とてもカラフルでサンゴ礁を再現してあるサンゴの水槽は、3年前にマリンピア日本海のリニューアルで登場しました。
パウダーブルータン@潮風の風景:条鰭綱 スズキ目 ニザダイ科 クロハギ属.全長23㎝.インド洋の熱帯サンゴ礁域.頭部は黒色で躯幹部は青色.背鰭,胸鰭基部,尾柄部は黄色.尾柄部側面に鋭い棘がある.#マリンピア日本海 #新潟 #水族館 pic.twitter.com/XQmk7y32vV
— 新潟市水族館マリンピア日本海【公式】 (@marinepia) November 15, 2016
新潟市水族館マリンピア日本海 加藤治彦館長によるとこの水槽は「沖縄や小笠原など南の方では「造礁サンゴ」といって透明度の高い海にサンゴ礁が発達する。そこのサンゴ礁の雰囲気を再現しています」。とてもキレイな水槽ですね。
サンゴは植物なの?動物なの?
このサンゴは植物なのか?動物なのか?疑問ですよね。
お客さんに聞くと、「海藻?」、「わかめっぽい」などサンゴ礁は一体何者なのか分かる人は少ないです。
実は、サンゴは動物だった。
館長「サンゴって動物なんだけど、サンゴの本体に植物が共生している。共生する植物が作り出した栄養を利用して成長するのがサンゴ」。
共生している植物が光合成で栄養を作り出す。プランクトンを食べることもある。
サンゴはどんな生き物の仲間は?
ハナギンチャクの仲間だといいます。
サンゴは、ハナギンチャクやイソギンチャクのようなトゲを持つ生き物「刺胞動物」の仲間なんです。
実は、クラゲもイソギンチャクやサンゴの仲間でした。とても不思議ですね。
新潟の海にもサンゴが生息しているそうです。黄色のムツサンゴは佐渡や粟島の海に観察できます。
加藤館長「サンゴ礁は陸上でいうと熱帯雨林に匹敵する多様性で、複雑な環境にいろんな生き物が住めるという非常に多様性の高いところなので、そのサンゴ礁を守るということは大事なこと。きれいなサンゴ礁水槽をご覧頂いて思いをはせていただけるとありがたい」と温暖化やさまざまな問題でサンゴ礁が減っていく中でサンゴ礁の重要性をお話くださいました。
クリスマスツリー展示
新潟市水族館マリンピア日本海「マリンホール」では、11月26日(土)~12月28日(水)まで、クリスマスツリーの展示があります。