新潟県長岡市で、世代を超えて愛され続けてきた「大谷精肉店」。
創業から70年余り、地域の食卓を支え、学校帰りの学生たちのお腹を満たしてきたあの名店が、ついに今月末(2026年3月31日)をもって閉店します。
長町の角に漂う揚げたての香りと、温かな店主の笑顔。当たり前だったあの日常が失われるニュースに、市内外から惜しむ声が絶えません。今回は、長岡の記憶に深く刻まれた「大谷精肉店」の軌跡と、最後の日々について綴ります。
親子三代で通った「長町の宝」

昭和20年代後半の創業以来、大谷精肉店は長岡の街の変化を見守り続けてきました。看板メニューは何といっても、注文を受けてからその場で揚げてくれるコロッケやメンチカツ。
「晩ごはんのおかずは、大谷さんの揚げ物」
「部活帰りに友達と分かち合った、あの熱々の味」
そんな思い出を持つ長岡市民は少なくありません。外はカリッと、中は素材の甘みが広がるホクホクのコロッケは、まさに職人技が光る逸品でした。
閉店を惜しむ行列と、感謝の言葉
閉店の知らせが流れて以来、お店の前には連日、最後の一口を求めて多くのファンが行列を作っています。
「お疲れ様でした」「今までありがとう」
店主と交わされる短い言葉の中に、70年という歳月の重みと、店と客という垣根を越えた深い絆が感じられます。仕込みの量には限りがあるため、連日閉店時間を待たずに完売する状況が続いています。
店舗情報
| 店名 | 大谷精肉店 |
| 所在地 | 新潟県長岡市長町1丁目 |
| 閉店予定日 | 2026年3月31日(火) |
| 主な人気メニュー | コロッケ、メンチカツ、ハムカツ、唐揚げ等 |
| 備考 | 完売次第終了となるため、早めの時間帯の訪問をおすすめします。 |
新潟いいね!長岡市からまた一つ、地域の宝ともいえる老舗が姿を消そうとしています。70年以上もの間、変わらぬ味で私たちのお腹と心を満たしてくれた大谷精肉店さん。その味は、これからも私たちの記憶の中で「長岡の原風景」として生き続けることでしょう。
今月末の閉店まで、残りわずか。
あの懐かしい包み紙の温もりを、最後にもう一度だけ、噛みしめてみてはいかがでしょうか。
大谷精肉店さんのお惣菜はとても美味しかったです。











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