新潟の秋の訪れを告げる味覚のひとつ、イチジク(無花果)。
新潟県内屈指のブランドとして知られる「越の雫(こしのしずく)」の出荷が最盛期を迎えています。
JA新潟かがやき管内を中心に栽培されているこのイチジクは、ねっとりとした独自の食感と濃厚な甘みで多くのフルーツファンを魅了してきました。今年(2026年)の生育状況や魅力を掘り下げます。

恵まれた気候が生んだ「特大で極上の甘さ」
今年の新潟県内は天候に恵まれ、適度な降雨にも恵まれたことで果実の成長が極めて順調に進みました。結果として、大ぶりでみずみずしく、甘みが際立つ理想的な仕上がりとなっています。
新潟市内のJA集荷場には、連日生産者が大切に育てたイチジクが次々と運び込まれています。色づきやサイズなど、厳格な品質検査をクリアした極上品のみが「越の雫」のブランド名を冠して市場へと送り出されます。
旬の移り変わりで増す「コクと深み」
「越の雫」の魅力は、時期によって変化する味わいにもあります。
- 出荷初期(8月中旬~)
みずみずしさと品のあるすっきりした甘み、プチプチとした独特の食感が楽しめます。 - 秋本番(9月~10月)
季節が深まるにつれて味わいに深みが増し、よりねっとりとした濃厚な甘さへと変化していきます。
地域の広がりと今後の見通し
「越の雫」は、新潟県内で生産されるイチジクの7割以上を占める代表的な存在です。
近年は生産者の努力や栽培面積の拡大が実を結び、今年の出荷見込み量は前年を上回る約28トンに達する見通しです。
| 主な生産地 | JA新潟かがやき 管内(新潟県) |
| 県内シェア | 7割以上 |
| 今年度の出荷見込量 | 約28トン(前年比増) |
| 出荷時期 | 8月中旬~10月末ごろまで |
生産者からは「まずは加工せず、生のままそのまま味わってほしい」との声が上がっており、素材そのものの旨味を堪能するのが一番の楽しみ方といえます。
おすすめの楽しみ方
手に入れた「越の雫」は、しっかり冷やして生で食べるのが至高のひとときですが、生ハムを巻いてオリーブオイルと塩を少々振る洋風アレンジや、カッティングしてヨーグルトやタルトに添えるのもおすすめです。
新潟のブランド無花果「越の雫」はとっても美味しい!
毎年この時期に「越の雫」をいただきますが、濃厚な甘みと豊潤な香りがたまらない一品で、一度食べ始めると手が止まらなくなるほどです。
出荷は10月いっぱいまで続きます。
今だけの特別な新潟の甘みを、ぜひご家庭でお楽しみください。

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