開湯700年、鎌倉時代から湧き続ける目の湯というお湯があります。
上越新幹線のJR越後湯沢駅から三国峠方面へ車で30分。
落葉松林の山道を抜けた先に一軒宿があります。
標高700メートル、9,000坪の広い敷地に建つ「貝掛温泉」さんです。懐かしさを感じる古民家造りの建物です。
開湯は700年前の鎌倉時代。
古くから湯治の名湯として知られてきました。
客室はすべてゆったりとした和室になっています。
天井は高く湯気が抜ける開放的な大浴場。
時間により男女が入れ替わります。
加温も加水もしない源泉かけ流し。
お湯の温度は33度とかなりのぬるめ。
泉質は、ナトリウム、カルシウム-塩化物温泉で、昔から湯治客の間で「目の湯」として知られ、大胆なお湯の使い方もいます。
主人 長谷川智丈さん「源泉に手をかざして、そのまま目を洗うのが引き続きられています」
殺菌効果があり目に飛沫を当てて使ったりするそうです。
正しい目の洗い方
- ぬる湯の湯口から手のひらで湯をすくい、目を大きく開き、湯に浸します。
- 少し慣れたところで、まぶたを閉じて開いてを繰り返し。
約1~2分がオススメです。
緑に囲まれた大露天風呂は貝掛温泉の名物です。
畳50畳ほどの岩風呂でここにもぬる湯が掛け流されています。
人肌よりもぬるめな何とも言えない絶妙なお湯加減です。
もっと暖まりたいという方には、源泉を41度ほどに加温した温かい湯が内湯にも外風呂にもありますのでご安心ください。
体が温まったらまたぬる湯へ。
お風呂から上ったらお楽しみの料理を。
厳選された地元の食材を使った絶品料理。
北陸名物の氷頭なます
鮭の頭の軟骨を薄切りにした酢の物です。
大根おろしと柚子をつけて食べます。
食感はコリッコリとして美味しいと評判です。
そして、宿の人気メニューの「薬膳玄米粥」を頂きます。
7種類の穀物や木の実が入っています。
小ぶりなすり鉢でゴマをすったらそこへお粥を入れて擦りたてゴマとよく絡めていただきます。
そして日が沈んだ後の露天風呂もいい雰囲気です。
貝掛温泉 目の温泉。
白内障・眼底出血・ドライアイにも良いと評判の貝掛温泉です。
昭和初期までは「貝掛の目薬」も生産され一般に販売されていました。
ぬるめのお湯(37度)で長温浴も可能。
加熱42度のお湯もあります。
圧浴、浮力浴でリハビリ効果もあります。
宿名 | 貝掛温泉 |
住所 | 〒949-6211 新潟県南魚沼郡湯沢町大字三俣686 |
電話 | 025-788-9911 |
新潟県南魚沼郡湯沢町にある「貝掛温泉」さんです。
開湯700年鎌倉時代から湧き続ける名湯です。
目の湯とも呼ばれ目に良いと言われている温泉が湧き出ています。
加温・加水なしの源泉かけ流しで湯は37℃くらいのぬる湯です。
内外風呂ともに42℃に加温した温泉がありますので、温かい温泉とぬるい温泉が楽しめます。
いい湯とおいしい食事でよく眠れそうですね。
出典元:秘湯ロマンさん、お宿:貝掛温泉さん(温泉/宿)、画像出典元:貝掛温泉さんHPより