2024年2月17日、TeNYさん(日本テレビ)の「1億3000万人のSHOWチャンネル」で特集される予定の新潟県の美味しい鍋料理についてご紹介します。この番組では、全国各地で見つけた激ウマ鍋SPが特集され、その中で新潟県の名産品「車麩」の作り方や、新発田市で車麩を使った絶品鍋も紹介されるようです。
車麩の鍋
新潟県新発田市の名物である車麩を使った鍋は、そのユニークな食感と深い味わいで地元民からも愛されています。車麩は、もともと余ったパンを再利用するために作られたもので、その歴史は古く、地元の人々にとっては欠かせない食材となっているそうです。岩田絵里奈アナウンサーが新潟に行き、鍋に合うおいしい食材を求める様子も放送されます。
車麩は、小麦粉のグルテンを原料とした生地を棒につけて焼くことを繰り返して作られる焼き麩の一種です。その形が「車輪」に似てることが名前の由来となり、「車麩」と呼ばれるようになったといいます。
車麩はもっちりとした弾力があり、小麦粉を練ることで生成されたグルテンによるものです。車麩自体には味はついていませんが、ダシを含みやすい上に煮崩れしにくいので鍋や煮物にすると最適です。また、焼くと肉のような食感になり、食べ応え十分なボリュームのあるおかずになります。
新潟県新発田市で車麩が有名なお店はいくつかあります。
「宮村製麩所」さんです。
明治35年(1902年)創業の老舗で、新潟県新発田市諏訪町で麩の製造を始めました。車麩や新発田麩を作り、製品の原料である小麦グルテン(小麦蛋白質)を最大限に使用しています。オンラインショップでも商品を販売しているそうです。
通販でも購入できます。
車麩 宮村製麩所
飲食店では、「米蔵ココロ」さんです。
新発田市大栄町(清水園内)にあるお店で、新ブランド牛「新発田牛」が食べられると有名です。こちらのメニューを見ると鍋には車麩を使っています。車麩のフレンチトーストも人気です。
※車麩は地元で欠かせない食材のひとつですので、他のお店でも車麩を使ったメニューは多くあると思います。
その他の鍋料理も。
番組では、他にも全国各地の美味しい鍋料理が紹介されます。茨城県の名物・アンコウ鍋の超人気店をみやぞんさんがリポートし、東京・新宿のタイ料理が食べ放題の店で羽鳥慎一アナウンサーが新感覚鍋のムーガタ鍋を体験しました。さらに、高知・須崎市で愛されている激アツ鍋料理や、富山・富山市で1日約800杯も売り上げる鍋焼きうどんも紹介されます。
新潟県の車麩の鍋をはじめ、全国各地の美味しい鍋料理。これらの料理は、それぞれの地域の風土と歴史を反映しており、一度食べてみる価値があります。まだまだ寒い日が続きますが、あたたかい鍋料理で身も心も温まってみてはいかがでしょうか。