UX新潟テレビ21「ナマ+トク」9月26日放送の情報より。
MC:高橋美穂さん、岡拓哉さん、ゲスト椎名照美さん(にいつ「育ちの森」館長。
今日の旬感BOXは、「おたふくかぜ」についてです。
長岡で大流行しているそうなのですが、原因と対策方法は何をすればいいのでしょうか。
目次
おたふくかぜ
おたふくかぜの流行状況は、4年から5年の周期で増えて、減ってで、今年は増えています。長岡では大流行しています。そこで、おくがわ小児クリニック(長岡市古正寺町)奥川敬祥 院長よりお聞きする。長岡では去年の夏から一年以上流行しています。
原因は、不顕性感染(知らぬ間に感染)の人が3、4割で、その人が知らぬ間に人にうつすので予防が難しい。(日本ではワクチン接種が少ない。世界は定期接種を2回受けているので多くの国では流行しない)
原因は、おたふくかぜの予防接種をしていない。任意で自己負担(7,000円)。
大人になってから感染すると2~3割が睾丸炎・精巣炎になり、女性は卵巣炎を起こすことがある。不妊の原因になることもある。必要で予防接種を入園前に受けることが基本です。
おたふくかぜの特徴
- 潜伏期間が16~18日と長い
- 知らぬ間にかかる人が多い
- 症状は軽~重症まで様々
- 合併症がある(髄膜炎・難聴・精巣炎など)
- 治療法はないので、ワクチンでの予防が大切
子どもは可能性は低いが、大人になってからかかると、髄膜炎(50人に1人)、難聴(1,000人に1人)など重度に。
知らぬ間におたふくかぜにかかるというのは怖いですね。