UX新潟テレビ21『まるどりっ!』(2018年8月25日放送)の得報アンサーのコーナーで、新潟県魚沼市六日町にある山家漬で有名な老舗漬物店『今成漬物店』で、山家漬を継ぐ女性『今成要子』さんが取り上げられました。
店内は明治時代に薬屋をやっていた名残で薬タンスがあるなど建物はほぼ当時のまま。
南魚沼で採れた野菜や山菜を酒粕でつけた漬物。
わらび、越ウリ、錦糸ウリ、きゅうり、なすを地元の銘酒八海山の酒粕で漬ける。
山家漬の名は、歌人・書家『會津八一』先生が名付け親。
會津八一さんは、初代店主 今成隼一郎さんと旧制新潟中学時代からの親友で、今成家でだされた山家漬の味を大絶賛。
會津八一さんは西行の歌集『山家集』から名付け、揮毫。
番組では、作業場の見学がありました。
江戸時代末期に建てられた築200年以上の蔵で漬物の作業をしています。
山家漬は、昔ながらの方法で、ひとつひとつ手で皮を剥き、種をくりぬく、一度塩漬けにした後、(中漬)ウリに染み込んだ塩を酒粕で抜く、漬けかえ3回を行い、酒粕の風味と味を出す。
最低でも3カ月ほど寝かせてようやく完成します。
四代目 今成要子さんは、1年前から本格的に漬物造りを学び始めます。
それまでは、家業を継ぐ気はなく、東京で働いていました。
出産のため里帰りをした時に、気持ちに変化があらわれたそうです。
今成要子さん「手伝っている間に、いろんな事を知ったり、山家漬は残していきたいし、誰かが継がなければいけないと思って、私がやるのが一番良いと思うようになりました。東京に戻らず、六日町に移り住み山家漬を作ろうと決めました」と話します。
今は、職人たちとイチから山家漬を学んでいます。
山家漬の美味しさの秘訣は、手間ひまを惜しまないこと。
手作業で大変な面はありますが、そのひとつひとつの作業が美味しさにつながっていくので、手間をかけるというのが美味しさの秘訣だと思います。
継ぐこととは、
今成要子さん「新しいことをすることも素晴らしく、それがあって継いでいく価値のものが生まれていくので、喜ばれたり、価値があると感じてくださる方がいる限りは、続けて、継いで行きたいと思っています」
4代目の今成要子さんは新しいことにも挑戦しています。
それが、『クリームチーズの粕漬け』です。
山家漬を漬けた後の酒粕を使っていて、旨味がたっぷりなんです。
こちらの『クリームチーズの粕漬け』は予約販売です。
今成漬物店(六日町)
店名 | 今成漬物店 |
住所 | 〒949-6600 新潟県南魚沼市六日町1848 |
電話 | 025-772-2015 |
『今成漬物店』アクセス(周辺の地図・場所)
新潟県南魚沼市六日町にある山家漬で有名な今成漬物店さんです。
歌人・書家の會津八一先生が名付け、揮毫した山家漬は、南魚沼で採れた野菜や山菜を地元銘酒八海山の酒粕で漬けたものです。
錦糸ウリの漬物は、大人気で売り切れ。
12月に漬け上がるのでお楽しみに。
また、クリームチーズの粕漬けは予約販売になっています。
今成漬物店のホームページや代理販売しているのか調べてみましたが見当たりませんでしたので、インターネット通販はしていないみたいですね。
お店に行かないと手に入らない?
南魚沼に行くことがあったら行ってみたいですね。
追記2019/4/3
上記:Yahoo!ショッピングで購入できました。
UX新潟テレビ21『まるどりっ!』得報アンサー『今成漬物店』(グルメ/企業)